2012年度ドイツカンマーゾリステン講習会・受講生の声

僕は今、ドイツの音大に留学しています。

留学して気づいたことは、ドイツの学生はみな音楽に対する考えを強く持っているということです。
僕はこの講習会で「自分の考えを持つ」ということを学びました。

日本でレッスンを受けていたときは、先生から一方的に教わっていましたが、この講習会の個人レッスンではしばしば自分の意見を求められます。
また、室内楽のレッスンでは、先生同士の意見がぶつかり合うことも時々あって、このような経験があったおかげで、ドイツでのレッスンや室内楽の合わせのときにも、自分の意見を持って話し合うことができるようになりました。
この講習会で日本では出来ない貴重な経験ができ、本当に良かったです。
また、他にも勉強になったのが、テクニックと音楽との関係についてです。
今までは「ここの部分が技術的に弾けない、だから弾けるように練習する」というふうに、音楽を考えずただがむしゃらに練習していたのですが、この講習会では、「ここの部分を自分はどのように弾きたいか、それを表現するにはどのようなテクニックが必要か」という考え方が大事だということを教えていただきました。
この考え方を意識して練習すると、舞台に上がって演奏するとき、緊張していてもミスが少なくなりました。
僕がこの講習会で学んだことはたくさんあるのですが、「プロの演奏家」の練習に対する考え方を早いうちに知ることができ、とても良かったです。
(チェロ/ドイツ・ザール音楽大学留学中)
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by d_kammersolisten | 2013-05-16 23:09 | 受講生の声