カテゴリ:日本とドイツ・絆コンサート( 2 )

 去る10月27日(土)午後6時より、ハノーファー・リンデマンスホーフにて、東日本大震災のためのチャリティーコンサートが行われました。
 このコンサートに出演するために、ドイツカンマーゾリステン講習会講師、ニコラス・リンマーの呼びかけにより、アンナ・ビネタ・ディオウフ(メゾソプラノ)、シモン・ボーデ(テノール)、マイケ・ベトラム(ヴァイオリン)、マルクス・クルーシェ(クラリネット)、アンドレアス・ヘリング(ピアノ)、ニコラス・リンマー(ピアノ)、吉田馨(ヴィオラ)という多彩なメンバーがドイツ各地から集まってくれました。コンサートでは、「ポプリ」というユニークなテーマで、約70名のお客様に、ヒンデミット、モーツァルト、ブラームス、シューベルト、ストラヴィンスキーなど、様々な小品を約2時間半にわたってお聴きいただきました。
 コンサートの収益金は1,185ユーロとなり、この収益金は、来夏2013年にドイツカンマーゾリステンが行う宮城県石巻市での慰問コンサート、『ドイツと日本・絆コンサート』の開催のために使われます。被災した現地の大人と子供のために音楽を贈ろう、というプロジェクトに賛同してくださったリンデマンスホーフの持ち主であるシュピールホフ御夫妻、コンサート当日にお集まりくださったお客様方、そして、多忙を極める中をコンサートで演奏するために集まってくれた音楽の仲間たちに心から感謝いたします。
 ドイツは、日本から1万キロ近くも離れています。こんなに離れたところにいるドイツの方々が、音楽を通じて被災した現地の方々に寄り添いましょうという気持ちを持ってくださっていることを、大変幸せに思います。
 ドイツカンマーゾリステンの『日本とドイツ・絆コンサート』は、様々な方のご援助をいただきながらこれからも続けていく予定です。
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 今年度よりドイツカンマーゾリステンでは、毎夏の日本への来日中に、東日本大震災の被災者の方々のためのコンサート「日本とドイツ・絆コンサート」を開催しています。この開催には、豊橋日独協会様にご協力をいただき、すべてのオーガニゼーションを豊橋日独協会様が、そして、現地での演奏をドイツカンマーゾリステンが受け持って、2012年度は宮城県石巻市女川小学校、北上中学校、石巻専修大学の三校で演奏会が行われました。
 
 このコンサートを実現させるために、大阪府箕面市にある「特定非営利活動法人あそびりクラブ」のために行った7月25日のコンサートにご来場いただいた方々から、沢山の募金をいただきました。募金の総額は、16万3200円となりました。ご協力いただきました皆様方に、心からお礼を申し上げます。

 現地のコンサートでは、40度を超すと思われる熱気の中、各学校で熱く、楽しく、コンサートが行われました。たった1時間のプログラムとはいえ、子供たちが退屈しないように1曲ごとに希望者を募って舞台の上に上がってもらい、子供たちが私たち演奏者のすぐそばに座れるように配慮しました。イタリアの作曲家ロッシーニではそれぞれの楽器の音の違いを聞き比べてみたり、モーツァルトの演奏では真剣に演奏する奏者たちの様子にびっくりし、一緒に楽譜を覗き込んでくすくす笑っていたりと、はじめは硬い表情だった子供たちもその場にすぐに慣れて、とても楽しそうな様子でした。また、石巻専修大学でのコンサートでは、敷地内にある仮設住宅の皆様が聞きにきてくださり、1時間の間、たっぷりと音楽を聴いていただくことが出来ました。

 私たちドイツカンマーゾリステンは、来年からもこの「日本とドイツ・絆コンサート」を続けていくつもりでおります。継続することが何よりも大切なこのコンサートを「募金」という形でサポートしてくださった皆様方には、石巻の大人と子供たち、そしてドイツカンマーゾリステンより、今後もご協力をお願いいたしますとともに、今年のご協力について、心から感謝を申し上げます。

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