カテゴリ:社会貢献活動( 2 )

12月11日午前11時30分より、オスナブリュック歌劇場にて、東日本大震災被災者の方々のためのチャリティーコンサートを開催いたしました。
プログラムは、シューマンのピアノ四重奏曲の他、ブラームスの子守唄、ドヴォルザークのテルツェットなど、クリスマス前にふさわしいプログラムで、お集まりいただいた方々に音楽のひとときをお楽しみいただきました。出演者[ニコラス・リンマー、吉田馨(ドイツカンマーゾリステン)木村友紀(ミュンスター交響楽団)アニカ・ヴァールシュトローム、スザンネ・ラムケ(オスナブリュック交響楽団)エヴァ・シュナイダライト(オスナブリュック歌劇場)] より、お集まりいただいたお客様に寄付のご協力をお願いし、全額で897ユーロの寄付が集まりました。

一言で言えば「風化」と片付けられてしまうのでしょうが、ドイツでの東日本大震災への支援活動は、時間が経つにつれ、どんどんやりにくくなってきている状況です。この震災に関するドイツでの報道も一時期に比べるとまったくと言っていいほどされなくなってきています。ただ、一部の方々は、ドイツのテレビやラジオではほとんどと言っていいほど情報を集められないけれど、今、現地はどういう事になっているのか、という疑問を持たれています。このコンサートの曲目演奏の合間には、現時点で可能な、新聞紙上などで集められる限りの情報をまとめ、コンサートのお客様にご報告しました。仮設住宅の広さや厳しい冬に備えての準備の様子などに加えて、子供たちが一生懸命前に向かって進もうとする様子を描いたエピソードなどもお話ししたところ、皆さんには大変熱心に耳を傾けていただきました。

このコンサートで集まった収益金は、豊橋日独協会様を通じて、宮城県石巻市立北上中学校に寄付されました。まだまだ足りないものだらけ、という情報を頂く中、微々たる金額ではありますが、中学生たちがしっかり学び、のびのび遊ぶためのサポートとして使っていただければ、こんなに嬉しい事はありません。

最後になりましたが、年末の多忙を極める中、コンサートでの演奏にご協力いただいた木村友紀さん、アニカ・ヴァールシュトロームさん、スザンネ・ラムケさん、エヴァ・シュナイダライトさんには、心からお礼を申し上げます。
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by d_kammersolisten | 2011-12-12 20:16 | 社会貢献活動
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ドイツカンマーゾリステンメンバーのニコラス・リンマーの呼びかけにより、2011年10月29日に、ドイツ・ハノーファーのリンデマンスホーフにて、東日本大震災被災者の方々のためのチャリティーコンサートが開催されました。
出演者は、ニコラス・リンマーのほか、アンドレアス・ヘリング(ロストック音楽大学講師)ヴィーラント・バッハマン(ベルリン音楽大学)エリザ・アイロン(北ドイツ放送交響楽団)アニャ・ヴェクツィン(ハノーファー歌劇場)吉田馨(オスナブリュック交響楽団)ほか、多彩な経歴の音楽家たちが集まり、シューベルトの「鱒」、マーラーの歌曲などで、コンサートのお客樣方にお楽しみいただきました。
コンサートの曲目の合間には、ハノーファー独日協会会員で、大変な親日家でいられるDr.ホフマンによる俳句の朗読と解説もあり、お集まりいただいたお客様と出演者ともに、日本への想いのこもったひとときとなりました。

集まった収益金は、13万436円となり、豊橋日独協会を通じて、宮城県石巻市立北上中学校に寄贈されたグランドピアノの購入の一部に使われました。
音楽は、食べるもの、着るもの、住むところなどのように、生きていく上で必ずしも必要なものではありません。しかし、音楽には、壊された心や生活を豊かにする大きな力があります。わたしたちは、被災地の子供たちと彼らを囲む大人の人たちが、少しでも音楽に触れる習慣から遠ざからないでほしいと希望しています。
私たちの支援をこのようなすばらしい形にしてくださった豊橋日独協会様には、この場を借りてお礼申し上げます。

いつか、このピアノをニコラス・リンマー本人が演奏できる事になればいいですね。1万キロも離れたところにいる被災地の子供たちとドイツの私たちをグランドピアノが結ぶ、なんて、素敵ではないでしょうか?
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by d_kammersolisten | 2011-11-01 19:27 | 社会貢献活動